ボランティア学習

福祉教育(ボランティア活動)の取り組みと活動目標

本校では一泊研修である「心の教育と体験学習」において、宿泊施設および周辺地の清掃活動を体験させ、ボランティア活動の意義と必要性を体験させて社会の要請に応えるようにしています。

近年においては福井豪雨の際にほとんどの生徒がボランティア活動への参加を申し出て、被災地に教職員とともに出かけて行き復旧作業に尽力を尽くし、多くの被災者の方々から感謝の言葉をいただき、無償の愛を旨とするボランティア活動の大切さを学習しました。

平成17年度より「福井県社会福祉協力校」の認定を受け、ますます本校におけるボランティア活動は活発に行われるようになってきています。

主な実践活動の事例と評価

平成11年11月28日 中日新聞社より第17回中日あおば賞受賞

あおば賞ボランティア活動という社会体験を通し地域社会との触れあいを深めることをねらいとして、週に1回の通学路の美化活動およびJR大土呂駅構内の清掃・トイレの掃除などを行っていることにより受賞しました。

平成16年6月5日 福井市より多年にわたる環境保全活動の功績が認められました。
表彰状

JR大土呂駅周辺住民より、多年にわたるJR大土呂駅およびその周辺・トイレなどの清掃活動実績を推薦され表彰を受けました。

平成16年10月2日 スポレク2004福井大会

ボランティアとして参加、開会式会場(運動公園)周辺の環境美化活動を行いました。

平成16年10月14日 西日本旅客鉄道金沢支社福井駅より感謝状を受賞

本校の多年にわたるJR大土呂駅の美化活動および駅業務への協力により、学校としては初めての感謝状を受賞しました。

平成17~19年度の活動状況
ごみ拾いの様子

(1)JR大土呂駅およびトイレの清掃活動

【実施内容】JR大土呂駅周辺および構内・トイレの清掃。
【実 施 日】毎週月・金曜日の放課後

(2)通学路および学校周辺の清掃活動

【実施内容】JR大土呂駅から学校までの通学路および学校周辺の空き缶・紙くずなどのゴミ拾い。
【実 施 日】毎週水曜日および大掃除の日

(1),(2)の成果について

大土呂駅周辺の住民より環境保全活動の功績が認められ、福井市や中日新聞社より表彰を受けており、この二年間は さらに内容充実させた活動を行い、今後も継続的に実施されていくことが見込まれます。

(3)福祉施設でのボランティア活動

【実施施設】医療法人厚生会ほほえみネットワークあさがおリハビリサポートセンター
【実施内容】入所者の親睦会で焼き鳥・焼きそば・フライドポテトなどの調理および食事介助。

福祉施設でのボランティア活動 福祉施設でのボランティア活動

成果について

あさがお祭の参加も4年目となり、入所者の方に対して柔軟に対応ができるようになり、今後も積極的に参加を希望しており、平成 20年度も実施の予定です。

(4)降雪時における学校周辺および通学路の除雪作業

除雪作業の様子

取り組みと成果

平成17年末から18年の始めにかけての豪雪では、学校周辺地の道路の除雪を学校全体で取り組み、平成18年末から19年にかけてほとんど雪は降りませんでしたが、生徒が積極的に除雪作業に取り組むようになりました。

(5)平成17年度奥越青少年自然の家・平成18年度能登青少年交流の家でのボランティア推進活動

全校生徒にボランティア活動推進教育を実施しました。平成17年度の奥越青少年の家では自然を守るには各人がゴミを出さない心掛けが大切であること、平成18年度の能登青少年交流の家では施設内外の清掃活動においてゴミを出さない心掛けと、公共の場の利用マナーを学習しました。

成果について

以前にもまして電車の乗車マナーや、駅の利用などに効果が表れてきています。

今後の取り組み

学校としてボランティア活動を継続して行うことは当然のことでありますが、生徒個人個人が自己責任の下、多種多様なボランティア活動に、積極的に取り組むようにて行きたいです。さらにボランティア活動を通して、コミュニケーションによる人間関係育成や、自己の生き方を考え豊かな人間性を育てていきたいです。

ボランティア推進

梅雨前線の停滞により、7月中旬から降り続いた大雨によって、九州は記録的豪雨に見舞われました。山陰・信越・北陸も大雨の影響を受け、県内でも土砂災害や床下浸水の被害が報告されました。3年前に起こった福井豪雨の再来かと不安を抱いた人も少なくなかったようです。

かつて行われた福井豪雨被災復興ボランティアでは、本校を含めた県内の高校生が多数参加し、泥の撤去作業や汚れた家具の運び出しに汗を流しました。彼らの力は被災された方々の希望となり、復興の第一歩となったのです。

本校は一昨年より「福井県社会福祉協力校」の認定を受けています。皆さんも積極的にボランティアに参加し、困っている誰かの希望となってほしいと思います。

取り組みと今後の課題

学校及び生徒の取り組み

本校では、2年次より3つの系列に分かれることになりますが、その1つに福祉サービス系列があります。
この系列では福祉の基礎を学習し、ホームヘルパー3級、2級の免許取得ができる系列となっており、施設実習も行っています。
福祉活動を少人数で行う場合には(例えば、福祉施設からのボランティア依頼など)この福祉サービス系列の生徒を中心として活動をすることもありますが、学校として取り組み、系列に関わらず生徒全員で取り組めるように考えています。

福祉に対する環境も変化している中で、小中学校での福祉活動も活発に実施されており、生徒達の福祉に対する関心も年々高くなってきています。
実際にボランティア活動を行い、喜びを感じる生徒も多く出ています。

課題点としては、生徒の自主性が足りないところがあります。ボランティアを始めとした福祉活動に興味がありながらも、なかなか行動に移せない生徒が見られます。社会福祉協議会からのボランティア情報を積極的に案内して参加希望者が出てきやすい状況にしていきたいです。

まとめ

現在本校では、特色教育の一環としてボランティア活動の推進をホームページでも紹介し、外部からのボランティア活動の要請にも対応して、生徒が積極的にボランティア活動に取り組めるよう考えています。そして、活動を通して豊かな人間性と社会性を身につけることができるようにしたいです。そのために事前・事後指導をさらに進める必要があります。その中で、課題点に挙げた生徒の自主性をいかにして高めるかを考えこれからのボランティア教育に取り組んでいきたいと考えています。

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